- ① 位置確認
- ② ボーリングマシン据付
- ③ 削孔
- ④ 濁水処理
- ⑤ 削孔深度確認
- ⑥ 地中熱交換器設置
- ⑦ 硅砂投入
- ⑧ 耐圧試験
- ⑨ サーマルレスポンステスト
- ⑩ 熱交換器切断養生
- ⑪ 床掘
- ⑫ 地中熱交換器接続
- ⑬ 配管設置
- ⑭ 耐圧試験
- ⑮ 埋戻
施工の流れ
施工の流れ(ボアホール方式の場合)
①位置確認
図面で指定された地中熱交換器の設置位置を現地で確認します。
②ボーリングマシン据付
現地にボーリングマシンを搬入し、所定の位置へ据付けます。
③削孔
ボーリングマシンによりボアホールを削孔します。通常は直径15cm程度のボアホールを深さ100m程度まで削孔します。
④濁水処理
削孔により生じた濁水をタンクに貯め、産業廃棄物として処理します。
⑤削孔深度確認
所定の深度まで削孔できていることを確認します。
⑥地中熱交換器設置
先端がU字型に加工されたポリエチレンパイプをボアホールに挿入します。ポリエチレンパイプはロール状に巻いてあるため、途中で接続する必要はありません。
⑦硅砂投入
ボアホールの空隙を埋めるために熱伝導率の高い硅砂を投入します。
⑧耐圧試験
パイプの内部に圧力をかけて、漏れがないことを確認します。
⑨サーマルレスポンステスト
地中熱交換器を用いて、地盤の熱的な性能を調べます。
⑩熱交換器切断養生
地上に残った余分なポリエチレンパイプを切断し、次の工程まで養生します。
⑪床掘
地中熱交換器までの横引き配管を埋設するため、配管ルートを掘削します。
⑫地中熱交換器接続
地中熱交換器を横引き配管に接続します。EF接合により継手とパイプを一体化して接続します。
⑬配管設置
横引き配管をルートに沿って設置します。
⑭耐圧試験
パイプの内部に圧力をかけて、漏れがないことを確認します。
⑮埋戻
配管を埋設します。上部は駐車場、通路、緑地帯などさまざまな用途に利用できます。